「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」は言い得て妙。
(この記事は約1300文字です。 目安読了時間:2分弱)
大学に筆箱を持って行くのを忘れてしまいました。
どうしても必要だったので、後ろの人に借りようとしたら彼はシャーペンしかもっていませんでした。(でもありがとう)
彼は1つしかない消しゴムを「折ってもいいんですけど…」と言い始めたので
あわてて「それはしなくていいです」と止めて、お礼を言いつつ、また別の人に借りようとしました。
まあ、迷惑千万なヤツなんですが、それは置いておき、別の人に話しかけにいきました
しかし、なかなか予備の消しゴムを持っている人はいませんでした。
(最近の学生は必要最小限の筆記用具しか持たない傾向がある?)
最終的に10人目ぐらいでようやく消しゴムのかけらを持っている人にたどり着き、無事任務終了しました。(「あげる」と言われたんでもらいました)
この出来事で「シャーペンと消しゴムを借りるのですら、周囲の人間10人程度必要なのだから、自分と恋愛してくれる人を見つけるのはかなり骨だぜ」ということを認識しました。
「ずっと恋人いないタイプ」の人間はどれだけフラれているのでしょうか。
失恋人数50人と言われたら「し、師匠と呼ばせてください!」ってなりますが、
おそらく2桁フラれている人って少ないと思います。(学生は特に)
ということは、一般的にはフラれる人数は「数人」ということでしょうか。
筆記用具すら10人ぐらい必要だったのに!?
そう、ナンパ人などを除いて、普通に恋愛している学生って十分僕と同じ草食動物だと思うのです。特に女性なんて受け身だと思います。
本来なら全然恋愛という「狩り」を成し遂げることができないはずなんですね。
ところが!!!!!
端的に言うと、大学生なんてみんな発情期ですので、そのハードルがぐっと下がります
さすがに、すれ違いざまに「you俺と付き合っちゃいなよ」といわれて
「はい」と答える女性はまず いないはずです。(男性も!)
そんなわけで、「接点」とか「タイミング」とか「文脈」とかが大事になり、恋愛成就が必ずしも本人の魅力次第ではないという現象が起きます。
(これが「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる現象」です。つまり、死ぬ気で自分を磨かなくてもある程度の異性(同性でも)と接点を持つことでとんとん拍子で進んでしまう可能性が高い!)
同じ発情期の学生でも、接点を持ちやすかったりタイミングを合わせやすい学生同士が関係を深め、1人でいることが多い学生はずっと1人のままになるのです。
まさに水と油のような二層構造。
さらに経験により思考も変わるはずなので
普通学生⇒「今回はフラれたど次こそは!」「誘われた!私に好意を持っている!?」
卑屈学生⇒「リア充爆発しろ」「恋愛とか顔のいいやつだけの特権」
と片方は自信を持ち、片方は自信をなくします。
そして、これは極論というか暴論なのですが、普通学生も良くない思考を身につける可能性もあります。
例えば、そこそこかわいい女性なら大抵の男の獲物になります。特に下半身に正直な学生は口説いたり誘ったりすると思うので、女性としては「モテ期キター」とうれしがるでしょう。そうなると自信が増し、よりプライドも高まるでしょう。
さて、そういう男は「やるべき任務」が終了すると急激に萎えることがあります。
落とした城は興味がない、というやつです。
さらに悲しいことに「上位互換」の出現が起きる可能性があるのです。加えて、若さの減価償却も発生します。
もともと自分の欲求に素直な男であれば、あまりためらいもせず、次のハントに出かけます。
こうなると、20代後半や30代になって「学生の頃はモテていたのに、今となっては…」みたいなことが起こりうるのです。しかも、学生時代と違って今度は恋愛に結婚という要素が入ってくるので相手への精査が厳しくなります。(それは自分への精査も同じです)
話がとっちらかりましたが、「数打ちゃ当たる戦法」は優秀な作戦です。
なので、モテない男(女)はもっと数を打て
モテている女(男)は自分が「ラッキーで当たった的」にならないようにお願いします。
余計なお世話か。