妄想与太話。

大学生の日記です。

臆病者が環境を変えるには。

(この記事は約1500文字です。 目安読了時間:2分強)

 

人は外部環境によって生活・価値観がいくらでも変わります。

 

例えば、親が喫煙者ならたばこに対して抵抗があまりないでしょう。

 

大企業に勤めている人ならば、会社を辞めて土木工事に従事することは考えられないでしょう。

 

働かず、誰かに養ってもらい、ネット環境が用意されている人が、心身ともに健全で人格者というのは想像がつきません。

 

子どもに「君たちは無限の可能性がある」という人がいるように、人間誰しも、何者かになる素質を持っていると思います。

 

その素質を外部環境が助長すると、「セクハラ課長」(=自分の思い通りに行動したい)が誕生したり「引きオタニート」(=働きたくない)が誕生したり、「モンスターペアレント」(=子どもは自分の理想に作り上げたい)が誕生したりします。

 

外部環境が激変して、自分の取っている行動が死に値することになるとします。

 

「死してなお、俺は尻が触りたいんだ!!」という課長は存在しないでしょう。

 

ある程度、性格というか、素質の種みたいなのが(良い物も悪い物も)誰しもあるのです。

 

それが外部環境によって急成長したり、逆に腐ったりします。

 

元犯罪者でも社会復帰して、むしろ地域に必要とされる人もいますが、それはその人にも「役に立ちたい種」が存在し、それがうまく発芽して成長した結果でしょう。

 

逆に、日本で生まれ育てば普通の子だったかもしれないのに、テロリストという外部環境のせいで自爆テロを起こすことになった子どもは「善の心」が腐らされ、「悪の心」を大木のように育てられてしまったのでしょう。

 

これはイスラム国関連のテロリストになったヨーロッパ人が特殊な人ばかりでなく、ごく普通の、孤独に悩みがちの青年だったことからもそういえるでしょう。

 

ということで、ものすごいパワーを持つ「性格」ですが、環境次第で大きく変わると言えるでしょう。何より、言動・行動、それに伴う人生の結果に大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。

 

であれば、人生にっちもさっちもいかずに悩んでいる人は環境を変えるところからスタートすべきです。

 

そう言っている僕自身、環境を変えられずにいるのは、「今よりもマシな生活になるのか不安でしょうがない」からでしょう。

 

例えば、薄給の会社員だったとしても、辞めて再就職できるアテはありません。年齢がある程度上ならなおさらです。

 

ダメな彼氏と付き合っていても、共依存になったり、新しい出会いがあるか不安で踏ん切りがつかないのも同様でしょう。

 

僕も休学して、東南アジアにでも留学して英語を学びつつ現地でインターンシップでもすれば成長できるだろうと確信しています。

 

けれど、その生活をする上でのデメリット想像しおじけづいてしまいます。

 

保身

 

この状態では「なんだってやってやる!!」と必死になっている人に勝てないのも当然です。

 

そこで思ったのが、「取り返しのつく環境改造」なら臆病者にもできるのではないかということです。

 

会社を辞めるのも、恋人と別れるのも留学するのも「進んでしまったら後戻りできない」から怖いのです。

 

これが「お試しチェンジ」ならいいのに!!(そんな読み切りを今描いています)

 

せめて、数ヶ月、本音をいえば2週間程度の変化なら多くの人が耐えられるでしょう。

 

(自動車の合宿免許も2週間程度です)

 

2週間やって、「俺にはとても無理だ!!」となれば別の道が向いてるかもしれないし「案外続けられそうだ!」と思ったら長期で変えてみる。そしたら人生も変わっているという寸法です。

 

「人生やり直しがきく」派の人もいますが、現実結構取り返し付かない選択って多いですよね。

 

これをどうにかすれば…あらたな世界が見えそう…な気がします。